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自転車復興支援隊

まずはご報告から。
我々有志数名はNPO愛知ネットさんと連携し、MTBを被災地での復興支援に役立ててもらうことになりました。
また、さらに1台の提供があり、合計3台が現地に赴くこととなりました。
今後は愛知ネットさんと協力しあって、被災者の方々をサポートしていきたいと思います。

さて、関係業界各位からMTBや自転車を提供するという支援の声が続々と入っております。
とても素晴らしいことですね!

ただ、提供するだけで本当に大丈夫かしら?という疑問も残ります。
例えば巷でよく見かけるアレ・・・クイックレリーズの誤使用です。
あれを現地ボランティアの方々に懇切丁寧に説明してから乗ってもらう、というイメージはなかなか沸いてきません。

ママチャリとは根本的に違うモノですし、ハードだけでなくソフトもセットで提供しないと、支援に行ったはずがケガして病院のお世話になっていた・・・なんてことになったら最悪です。
もしそうなったら、「MTBは危ない乗り物だ」という間違ったイメージを植え付けてしまうかもしれません。
それだけは絶対に避けなくてはなりません。

そのために、少なくとも我々のできることとして、一般的な使用方法を現地で利用する本人達にじっくりと説明させていただきました。
ホイールの脱着方法、空気の入れ方(フレンチバルブ・アメリカンバルブの両方とも)、ブレーキ・変速の操作方法などなど・・・
volunteer01.jpg
かれこれ1時間以上でしょうか?ホイールの脱着練習も前後輪別に5~6回はやっていただいたと思います。
見ての通り、普段から乗ってる人みたいな手つきでしょ!?

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ステッカーも貼っちゃいました。青い海と青い空を取り戻すことをイメージして、鮮やかなスカイブルーにしてみました。

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ファンカーゴ満載。愛知ネットの方々には新鮮だったそうですが、いつもの遠征にしか思えないのは我々だけでしょうか?

今まで乗ってきた思い出とか、嫁いでいく(?)寂しさとかはありますが、あまり出番のなかった自転車がバリバリ活用されるかと思うと、自転車にとってはその方が幸せだと思います。
MTB達、頑張ってこいよ~!
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銀輪義援隊(仮)?

某所で組み立てを依頼していたバイクが仕上がってきました。
当初は1台の予定でしたが、なんともう1台を組むことができました!

support-bike01.jpg

寄せ集め部品のバイクですが・・・機動力はきっと申し分ないでしょう。
現地でボランティアの方の脚として活用してもらう予定です。

女性の方が利用することをも考えて、トップチューブの短いプレイバイク系にしてみました。
サドルも低くできるので、足つき性も悪くないと思います。
サドルも少し大きめのもの選びました。
メンテナンスや取り扱いの簡便さをふまえて、Vブレーキ仕様にしました。

support-bike02.jpg
JMAステッカーも一緒に。じつはこれ、反射素材でできている優れものだったりします。

使わなくなった部品等をどこか1カ所に集めれば、もっと数多くのMTBができるはず。
まさにリユース、リデュース、リサイクル!

経過報告

さて、この日曜日はJ3浜松&カンモー4耐に行ってきました。

予告通り、レアなアイテムをチャリティ・マーケットに出品させていただきました。
チャリティだったのでちょっと強気の値段設定でしたが、おかげさまで完売いたしました。

どれも市販されていないものばかりでしたので、getした方はかなりの目利きとお見受けいたします。
売上金は全額寄付させていただきました。


ほんでもってその前の日、土曜日には災害ボランティアをされているNPO法人の理事の方とミーティング。
このNPOでは既に先遣隊がとある場所に入っているようで、現地の写真を何枚も見せてもらいました。
そこには、メディアに出てこない本当の被災地が・・・

移動手段がやはり不足しているようで、自転車は有効かもしれないとのアドバイスをいただきました。
で、この方も9日に現地入りするそうなので、現地での移動手段として私のMTBを使ってもらえることになりました。
ただいま某所で鋭意組み立て中です。

MY MTBよ、一足先に現地で頑張ってこい!

緊急告知?

愛知県に住む人はもちろんのこと、東海3県に住む人はいつも気になってしょうがない(ハズ)のこの時期がやって参りました。

2011 カンモー 4時間耐久シリーズ戦 第1戦 @浜松ステージ

午前中はJ3、午後は4時間耐久という1回で2度オイシイイベントです。
東海3県の人にはよく知られたこの大会、ビギナーから全日本クラスまで参加しちゃうスゴイ大会です。

私が選手として頑張っていた頃、OGAコーチとしのぎを削ったのも実はこの大会だったりします。
いや、そういう事にしといてくださいよ・・・

さて、今回の4耐ではいつにも増して盛りだくさんの内容です。

まず、東北関東大震災のチャリティーマーケットが開催されます。
もちろん私も出品しますよ~!
なにかレアなアイテムを持って行っちゃおうかな~?

ほいでもってトライアル界のマエストロ、オカッピ師匠による各種教室も開催されます。
詳細はオカッピ師匠のブログをチェック↑

それ以外にも、現役選手や日本代表チーム・OGAコーチなど、豪華ゲストによるライディングスクールも開催予定!

会場の遠州灘海浜公園は文字通りの場所にあるので、ちょっとした家族旅行やデートにも最適ですよ!

こちらも見といたってちょ!
4h-enduro-2011-01.jpg










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情報の一元化

義援金、義援隊、いろんな形のサポート・情報があちこちから出てきています。
自分もその一部といえば一部ですが。

被災地外の個人の寄付した物はいったん各県でまとめてから送付されるように、
自転車関係は自転車関係である程度まとめられないかと、その道を模索しています。

たとえば、MTBを100台貸与・提供しますという業者が出てきています。

そんな風に、それぞれが提供できる物・サービスはこんな物がありますっていうのをまとめて、
それからボランティアや現地サポートを専門とする団体に情報を投げるシステムor流れが必要な気がします。


こういうのはWEBに強いところがやった方が効果的だと思うので、どこかないでしょうか?
たとえば「はてな」とかやってくれないかな?なんて思ってみたり。
輪界関係者ではないけれど、自転車のなんたるかを知ってる人がCEOですし。


そんなわけで、まずは自分から。
どこかでまとめてもらうのか、あるいは自分がまとめるのかわかりませんが
資料としての意味も含めて載せておきます。

西井が提供できる物・サービス
○MTB1台 あんまり良いのじゃないけどね。震災が落ち着いたら、現地の子供にあげたい。
○自転車の組み立て・整備・修理等のメカニックサービス (現地でも、地元でも)
○物資・情報の伝達サービス (支援物資の配達・避難所の巡回など)

その他、もっと考えてみます。
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プロフィール

Nishii Takumi

Author:Nishii Takumi
○株式会社 地域資源バンクNIU 取締役
○サイクリストの秘密ラボ・flasco主宰
○博士(体育学)
○中京大学人工知能高等研究所 研究員
○2008北京オリンピックMTB日本代表チーム 監督
○2010ユースオリンピック(シンガポール)・2014ユースオリンピック(南京) 自転車日本代表チーム 総監督

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