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年末年始の準備

多気に移住してはや7年。すっかりこの地域での暮らしに馴染んできました。
で、この地域の特徴のひとつに、しめ縄を1年中飾る風習があります。多気に限らず伊勢~松阪あたりがそうらしいのですが、とにかく毎年の正月に飾った後、その年の大晦日まで玄関に飾りっぱなしです。

そして自分のところで田んぼをすると、米よりも大量の藁ができるわけでして・・・となると、しめ縄を自分で作るようになりました。7年目となると作業も手慣れたものになり、今年は地元の小学校や有志のグループでしめ縄作りの先生をさせていただけることになりました。

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これが完成形。伊勢型と呼ばれるタイプです。

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千歯こきの代用品(?) これで藁の葉っぱなど、不要な部分を取り除きます。

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3本を撚って、棒状にします。これだけでも、しめ縄っぽくなります。

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垂れ下がる部分の材料を分けています~

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小学校2年生も、自分の力で一生懸命つくっています

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みんな集中して、黙々と作業してます

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難しいところは親に手伝ってもらいながら、作業を進めます。

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だんだん形になってきました

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できた!それぞれの思いがこもった、オリジナルのマイしめ縄!これできっと良い正月が迎えられることでしょう~

あなたもマイしめ縄、作ってみませんか? 2~3時間で作れますよ~
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一番多かったのは・・・

先日、地域の清掃活動に参加してきました。

これまでの経験をもとに、今回からはラジオフライヤーを持って行きました。結果は大正解。

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分別しながら回収できるし、子どもでも引っ張れるので便利。

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ビンは減りましたが、そのぶんペットボトルが多い気がします。

今回も一番多かったのはタバコの吸い殻。「大人のたしなみ」のはずですから、大人らしいモラルも携帯して欲しいものです。

マイしめ縄づくり その2

さて、前回の続きです。

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前回の作業でここまで来ました。

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全員、黙々とつくってます。

裾をカットして揃えたら、この5本の部分にいろいろと植物などを差し込みます。
そう、さきほど根本を「ギュ~ッと」縛ってしまったため、柔らかい植物の茎では差し込めない!という事態が発生。
ハサミの先端などでグイグイ押し込みながら、なんとか差し込みました。

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差し込み完了。

入れた植物は、向かって左からアセビ、ウラジロ、ユズリハ、ウラジロ、ヒイラギです。
このあとダイダイと木札、シデを取り付けて完成です。
取り付ける植物や飾りの意味は、こちらに詳しく書いてありますのでご参考に。
伊勢志摩国立公園 横山ビジターセンター


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みんなの作品を並べてみます。それぞれに個性があって面白い。

木札も、伊勢地方ではこう書いたりするんですが・・・
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これは見本。毎年この時期になると、書道を習おうかと思う(でも、やらないまま現在に至る)。

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子どもの作品その1 「笑門」と書くのも、この地方では一般的なスタイルです。

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子どもの作品その2 きっとたくさんの福がくるでしょう。

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子どもの作品その3 「かみさま おじい・・・」読めない! 笑
でも、きっと神様にはあなたの無垢な気持ちが伝わっていると思います。

午後から作業開始、気がつけば夕暮れになっていました。
何かを作ることに没頭するって楽しい。

今回作ったのは「伊勢型」と呼ばれる、伊勢地方で一般的なスタイルです。他にも編み込んでつくる「松阪型」など、地方によって色んなスタイルがあるそうです。
あなたの地域では、どんなしめ縄を飾ってますか?

そして、私の住んでいる地域ではしめ縄を1年中飾っておく風習があります。
果たして、壊れずに1年絶えきれるでしょうか・・・

マイしめ縄づくり その1

気がつけば、1ヶ月近くも更新できていません。
師走は本当に忙しいですね!ってことで許してください。
いや、本当に帰宅するとバタンキューなので・・・

さてさて、先週末は年末年始に向けたイベントへ参加してきました。
私達がお世話になっている農家の先生からマイしめ縄づくりを教わってきました。

今回は藁の状態から、自分たちで形にしていきます。

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じゃーん。文字通りの「藁」。うるち米の藁より柔らかい、餅米の藁を今回は使います。

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より分けています。ちょっと硬い場合は、霧吹きで湿らせます。
わら細工の本には「編みやすいように木槌などで叩いて柔らかくする」と書いてありましたが、しめ縄は叩いちゃ行けないそうです。神様のものですから、そりゃそうだ。

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参加者分を並べてみました。土俵みたいです。

先生からしめ縄の意味や各地のスタイル・・・地方によってしめ縄にもスタイルがあるって知りませんでした!を聞きつつ、「今年1年に感謝しつつ、思いを馳せながら作りましょう」とのお言葉をいただきながら、作業スタート!

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束の根本側を麻紐で縛り、それを3等分して編み込みます。
神様に関するものは左ねじで作るんだそうで、左に撚ったあと左回りでまず2本を編みます。

編めた2本がほどけないように脚で押さえつつ、もう一本を撚ります。
手では撚り、脚では押さえの四肢フル動員状態なので、写真撮るにも必死です。 笑

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なんとか編めました。
このあと、飛び出しているヒゲをハサミで整え、メインの横棒?完成です。

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それらしい形になってきました。

横棒?ができたら、それに垂れ下がるような形で藁をくくります。
横棒の三つ編みもそうですが神様は偶数を嫌うそうで、これは3・5・7本にするんだとか。
今回は5本にしました。

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横棒にくくりつけていきます。稲の根元側が正面、穂側が奥になるようにします。

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5本がつきました。
「なるべくギュッと縛ってください」と言われたのでかなりタイトに縛ったら、あとで困った事態に・・・

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余分を切って、形を整えます。
おぉ!しめ縄に見えてきたぞ!

つづく

今年の秋は田んぼツアー!?

多気町に引っ越してはや3年が経ちました。
いまではすっかり田舎暮らしも板について?今年はついにマイ田んぼを始めてしまいました!
やっぱ、田んぼは日本人の原点でしょ!

ということで、田植えに向けて代かきをやりました!

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今どき少なくなった手押しタイプの耕運機。耕運機の重量もハンパ無く重いですが、泥も相当に重いです。

代かきが済んだ後は凹凸をならすんですが、田んぼは既に子供のワンダーランド!

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最初は年長者が見本を見せて、

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すぐにフォロワーが出てきて、

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最後はこうなる・・・

田植えツアーは今週末、近しい人だけでトライアルツアーをしますが、秋は盛大に稲刈りツアーをしちゃうかもしれません。ご期待ください。

それにしても、この日は暑かった!
最近愛用しているのはpatagoniaのoutpacerというシャツですが、すごいエアフローです。シャツを着ているのに風がとおり抜けていくので驚きました。最近のシャツはスゴイのね。
フィットするタイプのシャツなので、MTBに乗るときも良さそうな感じです。こんど試してみます~♪
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プロフィール

Nishii Takumi

Author:Nishii Takumi
○株式会社 地域資源バンクNIU 取締役
○サイクリストの秘密ラボ・flasco主宰
○博士(体育学)
○中京大学人工知能高等研究所 研究員
○2008北京オリンピックMTB日本代表チーム 監督
○2010ユースオリンピック(シンガポール)・2014ユースオリンピック(南京) 自転車日本代表チーム 総監督

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