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久々の帰郷(?)

明日から香川県に1泊2日で行ってきます。

目的はMTBスクールの講師ですが、真の目的は香川県に帰って旧知の友人たちに会うことかもしれません。

私を古くから知る人はご存じかと思いますが、私は大学時代を香川県で過ごしました。
たった4年間でしたがその内容はとても濃く、今の自分があるのは香川の友人たちのおかげだと信じて疑いません。

明日の晩は歓迎会を開いてくれるらしいのですが、過去の恥ずかしい写真等を用意して、手ぐすね引いて待っているらしいです(恐)。

それでも私にとっては第2の故郷。香川県へ足を運ぶときは、あえて「帰る」を使いたい、そんな場所です。

sanosaka.jpg
香川時代。思えばこの頃からずっとフルサス。
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北京招待 動画・写真

北京招待レースの動画や写真が公式サイトにアップされています。
http://www.cyclingmtb2007.org.cn/

中国語バージョンの方が充実していますので、そちらをご覧頂くのがよいかと思います。
(左のフレーム最上段、「中文」をクリックすると中国語バージョンに飛びます)

そこから先は、漢字から予想してください(笑)。

UCIランキング 2007/09/19版

UCIの国別ランキングが2007/9/19版に更新されたことを受けて、オリンピック枠のランキングも更新しました。

national-ranking20070919.jpg
(クリックすると正しく表示されるはずです)

※先日まで行なわれていた北京でのプレオリンピックは、招待レースのためUCIポイントが付きません。

北京招待 リザルト

まず最初に…

やったったわ~!!



我らがTK

何と

5位入賞!

takeya-xco.jpg

北京オリンピックの前哨戦で5位ですよ!?

招待レースのためフルメンバーでないとはいえ、世界の強豪相手に5位は素直に凄いと言って良いのではないでしょうか。

梨絵は12位

rie-xco.jpg



今回は日本人でもやれることをTKが示してくれました。

ニュージーランドのスタッフからも、ワールドカップに参戦すればもっといい成績が出るのにねと言われ、実力を少し認めてもらいました。
他にもヨーロッパ各国からおほめの言葉お貰い、とてもうれしく思いました。

これからも頑張るぞ!日本チーム!

北京招待 監督会議

行ってきました。

さてさて、周回数は…


男子10周、女子7周!

1周が公証4.46kmですから、男子は約45kmです。
UCIルールの最適競技時間(男子2時間)で考えると、平均時速が22.5kmになります。
これまでの一般的なXCレースは平均約15km/hでしたから、今回のレースは超高速レースと言えるでしょう。

また1周当たりのラップタイムを考えると、男子トップは12分程度で周回するようです。
ということは…

門限(80%)が厳しい!


それにしても10周って…バターになっちゃうよ。
(わかる人はそれなりの年ですね~!?)

北京招待 秘密兵器!?

今回は同僚に秘密兵器を借りてきました。

takeya-onbord.jpg

オンボードカメラです。

スぺシャライズドのヘルメットにぴったりフィット!

で、どんな風に撮れたかというと…

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北京招待 自転車倉庫

会場の中にあるバイク保管庫です。保管庫と言っても立派な建物です。

bike-storage.jpg

手前を歩いている人物(左側)は忘れん坊ジュリアンです。

中は会議室のような部屋が沢山あり、1国につき1室が割り当てられています。
bike-preparation.jpg

二人は組み立て整備中。

建物内には水と軽食のサービスもあって、かなり落ち着いて過ごすことができます。
drink-free.jpg

banana.jpg

あとはコーラと柿の種があれば完璧。

北京招待 主要参加選手

LAN占領軍の西井監督です(笑)。

北京招待の主要参加選手リストです。

●男子(総勢53名)

世界選4連覇の男
Julien Absalon (FRA)

それを追う
Jose Antonio Hermida Ramos (ESP)

公爵様
Bart Brentjens (NED)

竹谷さんの友達(!?)
Christoph Sauser (SUI)

世界選2位
Ralph Naf (SUI)

今年は負けちゃったU23元世界チャンピオン
Nino Schurter (SUI)

スーパーマリオ(わかる人にしかわからない)
Adam Craig (USA)

通称JHK
Jeremy Hogan-Kobelski (USA)

Kashi Leuchs (NZL)


●女子(総勢31名)

女王復活か?
Gunn-rita Dahle Flesjaa (NOR)

2007世界選2位
Sabine Spitz (GER)

ポスト アリソン・サイダー
Marie-Helene Premont (CAN)

赤い3連星

ワールドカップ優勝
Ren Chengyuan (CHN)
2007世界選3位
Wang Jingjing (CHN)
U23世界チャンピオン
Liu Ying (CHN)

Georgia Gould (USA)
Willow Koerber (USA)
Maja Wloszczowska (POL)

そんな本日のビッグニュース

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北京

無事北京に到着しました。

ホテルへ行くより先に会場へ連れてこられました。
どうやら自転車はすべて会場内の建物に保管するらしく、ホテルへの持ち込みは許されないようです。

会場はまだ閑散としてますが、すでにセキュリティは厳しいです(空港並みのチェックがあります)

beijin01.jpg


コースの一部も見えました。
こんな感じ。
beijin-course01.jpg


赤土のようです。

ホテルについてワイヤレスが飛んでいないか探しましたがダメでした。
で、従業員に聞いたらこれを貸してくれました。
tx-modem.jpg

中国ってTXが既に実用化されていたんですね。知りませんでした。

明日は午前中が自転車組み立て・ライセンスコントロール、午後から試走です。

またまた海外へ

今年は忙しいです。

先日イギリスから帰ってきたかと思ったら、今度は北京です。

北京オリンピックのコースで開催される、国際招待レースに行ってきます。選手は竹谷賢二、片山梨絵の2名。
詳細はこちら

今回はバイクを持って行けそうなので、私もコースを試走する予定です。しかもオンボードカメラ搭載予定。

出発は9/19、帰国は9/23を予定しています。

追記
ルールをよく読んだら、
VII. Events of the tournament Men’s individual cyclo-cross and women’s individual cyclo-cross.
って書いてあるんですけど…
個人シクロクロスって何?

業務連絡

ただいま1件の伝言をお預かりしております。

9月9日、午後7時15分のメッセージです。

こんばんは、M田です。
近頃西井さんのブログにアーチェリーが出てこないんですけど・・・

プーッ プーッ プーッ

nishii-aiming.jpg


M田さん、これでOKッスか?(笑)

帰宅後の仕事

ご存知の方も多いと思いますが、代表ジャージのデザインが変更になる予定です。切り替わるまではストックのジャージで持たせないといけません(ロードチームも使うため)。そんなわけで洗濯して全数返却です。

まるで合宿所のマネージャーですな。

あ、私の肩書はTeam Managerだった。
jersey.jpg

9/10付け 国別ランキング

日本は24位のチリと差を205点に詰めるも27位のまま変わらず。
national-ranking20070910.jpg

可能性にかけるとすれば、シーズン最後にあるチリでのレースに参加することでしょうか。
UCIcalender.jpg

クラス2が3回とクラス1が1回なので、全部優勝しても180点。日本人が全てのレースで1-3位を独占して325点。むしろそのレースでチリが得点を稼ぐと思うので、差が開くことでしょう。
現実的には自力で枠を獲得するのは難しい状況になりました。

帰国しました

昨晩無事に帰国しました。

大会期間中に当ブログで応援してくださった皆様、ありがとうございました。
今回の遠征では末政がW入賞を果たすなど、次の世界戦に向けて良い感触をつかむことができました。

と同時に課題も沢山見つかり、今年のシーズンオフは忙しくなりそうな予感です。

来年の世界戦は7月中旬にイタリアで開催される予定です。
(オリンピックイヤーなので、前倒しになっています。)

kadowaki-cap.jpg
来年に向けて、速く走れる魔法を習得するためにホグワーツへ入学した門脇祥

DHI 結果

女子エリート 末政実緒

6位入賞!

昨年の世界戦では練習中に怪我をしてしまい出走できませんでしたが、その悔しさをぶつけるかのような気持ちの乗った走りでした。

優勝はSablina Jonier (FRA)で、世界選2連覇を達成しました。


男子ジュニア

優勝 Ruaridh Cunningham GBR 5:06.82

門脇祥 48位 +55.34
三木洋介 52位 +1:05.25

二人には「絶対に抑えて走るな、全開で攻め続けろ」と指示しました。
世界選まで来て、無難な成績を残すような走りなどいらないからです。
残念ながら結果には結び付きませんでしたが、全開で走り終えた二人の表情はとても明るかったように感じました。


男子エリート
優勝 Samuel hill (AUS) 4:52.01 (世界選2連覇)
2 Fabien Barel
3 Gee Atherton

DHI 勝負服

以前から気になっていたんですが、DHはかなりの高速で走行するため空気抵抗が重要になります。

そこで今回はDHチームにスキンスーツの着用命令を出しました。

skin-suit02.jpg

なれないピチピチにややハズかし気味です。

skin-suit.jpg

勝負服を着用して全員気合いが入りました!

いよいよ最終種目です。最後までがんばりますよ~!

世界選 XCO 男女エリート結果

男子エリート

優勝 Julien Absalon FRA 2:17:06

竹谷賢二 56位 +11:46
辻浦圭一 79位 +21:21

女子エリート

優勝 Irina Kalentieva 1:44:08
irina.jpg


片山梨絵 45位 +14:39
katayama.jpg


今回のレースで印象的だったのは、先のアジア選で2位に入ったWang Jingjingが途中まで先頭を引っ張っていたことです。
jingjing.jpg

最終的には3位になりましたが、先頭を引かずにIrinaの後ろにつけてプレッシャーを与え続けていれば、違った展開になったかもしれません。

ワールドカップで優勝したRen、U23世界チャンピオンになったLiu、そしてエリート3位のWang、と中国がオリンピックで優勝する可能性は極めて高くなったと思います。

日本人も同じアジア人です。中国はある意味でその可能性を示してくれているのかもしれません。

世界選 4X 結果

末政実緒

5位入賞!

セミファイナルで他の選手と接触し決勝を逃してしまいましたが、5-8位決定戦で頭を取り、見事5位に入賞しました。

mio-4x.jpg

世界選 U23 結果

優勝 Jakob Fuglsang DEN 1:54:04

山本幸平 20位 +8:50
小野寺健 44位 +15:24

幸平は昨年と同じ順位ですが、参加人数の多いヨーロッパでこの成績はまずまずと言えるでしょう。
健も最終周に10人抜きを披露するなど、良い走りを見せました。

下り系 予選結果

DHI ジュニア男子 予選結果

門脇祥 55位 +57.71
kadowaki02.jpg


三木洋介 60位 +1:36.39
miki02.jpg


女子 予選結果

末政実緒 9位 +23.86



女子4X 予選結果

末政実緒 8位 +2.58
mio-4x.jpg

XCO ジュニア リザルト

4laps 34.2km
優勝 Thomas Litscher SUI 1:37:06

中山和也 62位 +13:15
霜山誠一 82位 +22:30

shimoyama.jpg

縁の下の力持ち

昨日はエントリーしているレースがないので、練習の一日でした。

そして雨です。雨と言っても霧雨で、まさにイギリスのイメージにぴったりの天気です。

泥で汚れたマシンをメカニックの仁木さんとバスマンは一生懸命メンテナンスしています。
mechanic.jpg


今日はXCOのジュニア男子、DHIシーディングラン、4X予選とめまぐるしい一日です。
XCOは朝9時にスタート、4Xの予選は夜の8時ぐらいに終了なので、長い一日なりそうです。

そういえばXCOの女子U23は先日のアジア選手権で優勝したLiuが勝ちました。昨年度チャンピオンのRenは2位。強いです。

XC チームリレー

日本チームとしては今回初めて参加したXCチームリレー(XCR)ですが、ご存じない方も多いようなので簡単に説明します。

チーム構成は4人です。
基本的に男子エリート、男子U23、男子ジュニア、女子エリートの4名で構成されます。
この4名がコースをそれぞれ1周し、最終走者の着順で順位が決まります。
一般的に皆さんがよくご存じのリレーと同じです。

誰を起用するかも重要ですが、それ以上に重要なのは出走順です。
出走順は自由なので、何番目にどのカテゴリーの選手を投入するかは各国のトップシークレットです。
たとえば前半にエリートを投入してスタート後の混乱を避けるチームもあれば、アンカーにエリートを持ってきて一気に追い上げるところもあります。
一番気を使うのは女子エリートをどこに配置するかですが、一般的なパターンとしてはスタートとアンカーにエリートとU23を持ってきて、真ん中2名をジュニアと女子にすることが多いようです。

交代方法はいたってシンプルです。
まず、国別にパドックが決められています。
team-relay01.jpg

トップの選手が近くなってくると、このように全員並ばされます。

team-relay03.jpg

日本チームのパドック表記。せめてJPNにして欲しい…

前走者は柵を隔てた反対側を走ってくるので、柵越しにボディタッチします。
team-relay02.jpg

これを3回繰り返します。

ただこれだけですが、見ているほうは結構盛り上がります。
戦術的要素もありますし、都道府県対抗やチーム対抗など日本でやっても面白いと思います。

ちなみにUCIポイントはつきませんが、アルカンシェルはちゃんともらえます。
XCRがある時しか着れませんが・・・XCRってそんなに沢山開催していましたっけ?

XCR 結果

XCRは16カ国が参加しました。

XCRはエリート男子、U23男子、ジュニア男子、女子の4名がリレーします。出走順は自由ですので、各国がどのように配置してくるかの読みも重要で、戦術的な要素が高い種目です。

日本はそんな戦術どころの騒ぎではないので、前半に稼いで後半タレるのをどこまで我慢できるかというシンプルな構成でした。

切り込み隊長の幸平、10位で帰って竹谷にバトンタッチ。
竹谷は奮闘するも、1つ順位を落として11位で中山にタッチ。
中山は良い走りを見せて、10位で最終走者の片山へ。
このままいけば…という期待もありましたが、アンカーにU23やエリートを配置している国が多く、最終的に13位でゴールしました。

優勝はスイス、2位はポーランド、3位はアメリカでした。

rider-change.jpg

切り込み隊長

先鋒のコーヘイ、調整に余念がありません!

いよいよ世界選開幕です!

kohei.jpg

監督会議

監督会議に行ってきました。

相変わらず緊張します。全部英語ですからねぇ…
毎年監督会議に行くたびに自分の英語力のなさを痛感しますが、今回はさらに厳しかったです。なにせ審判長が早口!

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もう必死です。
毎日こんな状況で勉強してたら、きっと英語の上達も早いでしょう。

XCR 出走順

先鋒 山本幸平
次鋒 竹谷賢二
副将 中山和也
女将 片山梨絵

先行逃げ切り型です。
世界のメンバーを相手に追い上げるのは困難なので、最初から全開でなるべく前の位置を維持するように行きます。

エントリーは17カ国です。
出走は明日の13:30(日本時間は21:30)です。

世界選 初日

昨日は深夜12時(現地時間:日本時間-8時間)にホテルへ到着しました。

家(名古屋)を出たのが朝6時でしたから、26時間の移動でした。
しかもグラスゴーの空港からホテルまで、2時間のドライブがほとんどワインディングロードで、しかもドライバーがバリバリに飛ばすので酔いました。

そんなこんなで、ホテルに到着したころには、時差ボケなのか車に酔ったのかわからないぐらいフラフラでした。

今日は朝から比較的元気に目覚め、レンタカーを借りに行ったり、選手受付に行ったりと監督らしい仕事(!?)をしています。
training-ride.jpg


XC選手はIDを受け取ると、試走へ出かけて行きました。

本日メインのお仕事は17:30からの監督会議です。
それまでにXCチームリレーの出走順を決めないといけません。
構想はメンバー決定の段階でだいたい決まっているんですけどね。

2007世界選

今日から世界選モードです。

只今空港からアップ中です。

今はちょうどヒースローについて、グラスゴー行の飛行機を待っているところです。

ホテルにネット環境があれば、またアップしていきますのでご期待ください。

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DHジュニア組の二人。三木は髪型までイギリス仕様?
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プロフィール

Nishii Takumi

Author:Nishii Takumi
○株式会社 地域資源バンクNIU 取締役
○サイクリストの秘密ラボ・flasco主宰
○博士(体育学)
○中京大学人工知能高等研究所 研究員
○2008北京オリンピックMTB日本代表チーム 監督
○2010ユースオリンピック(シンガポール)・2014ユースオリンピック(南京) 自転車日本代表チーム 総監督

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