遠征準備

先月世界戦が終わったかと思ったら、今度はすぐにアジア選手権@マレーシアへ出発です。

そんな海外遠征の折、どうやってバイクを運ぶのかという質問をよく耳にしますので、今回は遠征準備のネタ紹介です。

我々MTBナショナルチームの多くが愛用しているのはコレ。
ACOR社のバイクポーターという箱です。
詳細は輸入元のHPを見ていただくとして、この箱の利点は・・・

1. 軽い
我々ナショナルチームはある程度の重量を航空会社さんにサービスしてもらっていますが、それでも許容重量ギリギリです。なので、少しでも軽い箱が理想なのです。ハードケースは自転車の保護という面では非常に優れているのですが、我々にとってはちょっと重すぎます。
同じ理由で、スーツケースよりも布製のキャスターバッグが好まれています。

2. 強い
軽さだけでいえば自転車運搬用の段ボールで良いのですが、すぐに破れてしまいます。乾いていても壊れやすいのに、濡れてしまったら最悪です。こちらはプラスチックなので、濡れても大丈夫です。

3. 再利用可能
段ボールだと飛行機でのハードな輸送で、2回目を耐えられるほどの強度はほとんど残っていません。海外遠征のたびに、自転車屋さんへ箱をもらいに行くのも意外と面倒です。この箱は使わないときは畳んでおけるので、意外と場所を取りません。

さてさて、自転車を収納するとこんな感じです。
bikeporter01.jpg


























自転車は横からの圧力に弱いので、保護用に風呂マットを使います。
これがかなりGOOD!
安いし、地面に敷いて休憩にも使えるし、車に自転車を積んだ時の保護材にもなるし、何より軽い!!
ホイールはホイールバッグに入れて、フレームを左右から挟むようにして収納します。その際、クイックレリーズとディスクローターは必ず外しておきます。
あと、私の場合はペダルとリアディレイラーも外しておきます。リアディレイラーはウェスでくるんで、リアエンドの間にタイラップ等で固定しておきます。これでエンド破損をかなりの確率で防ぐことができます。
フロントフォークのエンドには、やはりメーカーから送られてくるときについてくるプラスチック製ブレースをつけておきます。


念のため、メーカーから送られてくるときに使われている、保護用ウレタンも再利用してフレームを保護します。
bikeporter02.jpg





























bikeporter03.jpg


























最後は荷締め用のベルト(蛍光グリーン)で締め込み、箱が不意に開かないようにして完成!
運送してくれる方も、このベルトを持ってくれるので箱の取っ手が傷みにくいです。

箱には航空会社のシールが貼られ、歴史を感じることもできます。

さて、あと1週間ちょっとで出発です。
他の物の準備も急がなくては・・・
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ニュースポーツフェスティバル

昨日はモリコロパーク(愛・地球博記念公園)で開催された、ニュースポーツフェスティバルに出展してきました。

このイベントは、愛知県レクリエーション協会に加盟する団体が一堂に会し、広く一般の方々に楽しんでもらうためのものです。
親子で参加でき、しかも新しいスポーツを何種類も体験できるとあって、非常に多くの参加者が訪れます。

昨年とは違い天気も良かったので、MTBの体験試乗コーナーには170人ほどの参加者が遊びに来てくれました。

09nsf-01.jpg
おっとっと・・・下を見るなと言われると見ちゃうんですよね(笑)

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一本橋、落ちちゃったけど楽しいからまぁいいか。
(お父さんも一緒に楽しんでますね~)

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おりゃー!丸太だって超えられるもんねー!

子供たちは、こういう走り方が大好きです。
コースを1周しただけでやめてしまう子は皆無、むしろ「そろそろ交代してね」と言うまで走り回ってるぐらいです。
まるで回遊魚の水槽(笑)

もちろん大人も楽しんでます。
中には「たのしー!」を連発するオネイサンもチラホラ。

MTBに触れたこともない人たちに、少しは楽しさを伝えることができたかな?

豪州通信 その17

さてさて、豪州遠征からはや1カ月たってしまいました。

今週末はいよいよJシリーズも最終戦、瀬女大会です。
そこで是非応援してほしい選手がいます。

その人の名はディラン・クーパー。
昨年からTREKチームの一員として、Jシリーズに参戦している選手です。

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Photo by Rie @ World championships, Stromlo forest park, Canberra

実は彼、普段はキャンベラに住んでいます。
つまり、今回の世界戦コースは彼のホームコースでもありました。
なので、コースの試走では我々日本チームと一緒に走って、様々なアドバイスをしてくれました。
朝はホテルに迎えに来てくれて、ホテルから会場までのトレイルを一緒に走って案内してくれました。
滞在中の買い物や町の案内についても、色々とアテンドしてくれました。

それが、普通の親切な人だったらこれほど感謝することはなかったでしょう。
彼は、今回の世界戦にオーストラリア代表として参加する選手でした。

自分自身が試合に集中したいはずなのに、彼は我々のことをいっぱい考えていてくれました。

しかも、最後は
「ワタシ、半分ハ日本チームネ」
とまで言ってくれました。

彼は日本での今シーズン最後の試合としてJ1瀬女に出場し、オーストラリアに帰国するそうです。
(来シーズンの参戦予定については、私は知りません)

瀬女に行かれる皆さん、彼に温かい声援を送っていただけると嬉しいです。

豪州通信 その16

世界戦に来ると様々なトラブルがあります。

その中でもメカトラは選手の走りに直接影響するので、絶対に解決しないといけません。

そんなときは・・・

s-R0010440.jpg
世界戦協同組合です。

このときはポルトガルチームがクランク周りの修理にやってきました。

他にも、

「空気入れ貸してくれ」

といった些細なものから、

「●●の▲▲持っていないか?」
というハイクオリティ(?)な要求が出てくることもあります。

もちろん我々も困ったときには他国のチームを渡り歩きます。
我々スタッフの間では「借りもの競走」と呼ばれており、無理難題と思える部品をいかに借りてこれるかで、スタッフの真価が問われます。

余談ですが、これまでで一番の大物はDH用サスペンションフォーク、最難関は某メーカーのリンクシャフトなど・・・今年はリアホイールのスルーシャフトを忘れた選手がおり、ホームセンターで調達した部品から削り出しました。他にもクランクやギア板、ブレーキパッドなど・・・枚挙に暇がありません。

世界戦にスタッフで参加すると、トラブル対応能力が各段にあがること請け合いです。
新入社員のインターンにいかがでしょうか(笑)?

気になる

いよいよ明日は2016オリンピックの開催地決定日です。



・・・気になります。



日頃は全くと言っていいほどTVを見ない私ですが、明日だけはかじりつきになりそうです。
明日は仕事にならないだろうなぁ。
こんな調子だから、仕事が貯まるという噂も!?
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プロフィール

Nishii Takumi

Author:Nishii Takumi
●株式会社 地域資源バンクNIU 取締役兼CTO
●中京大学人工知能高等研究所 研究員
●博士(体育学)
●2008北京オリンピックMTB日本代表チーム 監督
●2010ユースオリンピック(シンガポール)・2014ユースオリンピック(南京) 自転車日本代表チーム 総監督

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