第6日 Local XC Race その3

その2の続き。

やっとのことで補給地点へ到着。

スタッフ用補給食(?)のサンドイッチを食べ、フィーディングに備える。

ほどなくして選手がやってきた。
トップはBMC(自転車メーカー)所属のプロだ。

robert.jpg
アイルランドのロバート。彼はコーチだが、パワフルな走りでかなり速い。結構いい年のオジサンとは思えない体型だ。
このレースにはプロが2~3人参加していたが、すでにぶっちぎり状態だった。
印象的だったのは、かなり距離を走っているにもかかわらず、スタートダッシュに近いギアを踏んで、フィーディングゾーンを駆け抜けていったことである。
選手の体型は日本人のそれと差がないように感じられるので、やはり度重なる高強度の運動刺激が、選手のパワーアウトプットを向上させているのだろう。

それからずいぶん待っただろうか。やっとその他の選手がやってきた。

選手へのフィーディング方法は、ローカルレースということもあってかなり適当だった。走って渡したり、遅い選手はスタッフに押されたりしていた。
こんな補給方法は賛否両論かもしれないが、ホビーレースだし個人的にはアリだと思っている。

日本ではローカルレースでも厳正にルールを守っている雰囲気があるが、チャンピオンシップのレース以外でそのような対応が必要だろうか?
その傾向が顕著なのはJシリーズのエキスパート以下のクラスだが、それについてはまた別の機会に。

emese.jpg
補給を終えてもまだ上る。レースはまだまだ続く。

なんとか全員の補給を終えて、ゴール地点へ向かう。
眼下に広がる美しい風景とは裏腹に、斜度のキツイ下りは上りよりも遙かに体力を消耗する。

halfway-to-finishline.jpg
ゴールまでの道のりの途中。疲労困憊で他の補給スタッフからちぎれている(苦笑)。

レースは終了後に何のインフォメーションもないまま2時間以上も待たされ、やっと表彰式が始まった。日本のレースだったらきっと怒り出す人が現れるだろう。
幸いゴール地点には屋台があり、地元の特産品(ソーセージやらワインやら)を販売していたので、それなりに時間はつぶせた。

振り返ってみると、今回のレースはお祭りの一環という感じが強かった。
現にレースのために観客が集まっているのではなく、お祭りに集まった人々がついでに開催されていたレースも見ているという表現のほうが正しい。
レースと地元がとても良い関係を築いていると感じた。

ほとんどの選手は好成績を収め表彰台に上ったのだが、私の疲労度は極限に達しており、写真を撮る気力もわかなかった。
日頃歩いていない私にとって、ハイキングはかなりのダメージを与えたようだ。
帰りのバスでは居眠りというよりも「気絶」に近い状態で、全く記憶がなかった。
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プロフィール

Nishii Takumi

Author:Nishii Takumi
●株式会社 地域資源バンクNIU 取締役兼CTO
●中京大学人工知能高等研究所 研究員
●博士(体育学)
●2008北京オリンピックMTB日本代表チーム 監督
●2010ユースオリンピック(シンガポール)・2014ユースオリンピック(南京) 自転車日本代表チーム 総監督

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