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マイしめ縄づくり その1

気がつけば、1ヶ月近くも更新できていません。
師走は本当に忙しいですね!ってことで許してください。
いや、本当に帰宅するとバタンキューなので・・・

さてさて、先週末は年末年始に向けたイベントへ参加してきました。
私達がお世話になっている農家の先生からマイしめ縄づくりを教わってきました。

今回は藁の状態から、自分たちで形にしていきます。

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じゃーん。文字通りの「藁」。うるち米の藁より柔らかい、餅米の藁を今回は使います。

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より分けています。ちょっと硬い場合は、霧吹きで湿らせます。
わら細工の本には「編みやすいように木槌などで叩いて柔らかくする」と書いてありましたが、しめ縄は叩いちゃ行けないそうです。神様のものですから、そりゃそうだ。

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参加者分を並べてみました。土俵みたいです。

先生からしめ縄の意味や各地のスタイル・・・地方によってしめ縄にもスタイルがあるって知りませんでした!を聞きつつ、「今年1年に感謝しつつ、思いを馳せながら作りましょう」とのお言葉をいただきながら、作業スタート!

_D3S7702.jpg
束の根本側を麻紐で縛り、それを3等分して編み込みます。
神様に関するものは左ねじで作るんだそうで、左に撚ったあと左回りでまず2本を編みます。

編めた2本がほどけないように脚で押さえつつ、もう一本を撚ります。
手では撚り、脚では押さえの四肢フル動員状態なので、写真撮るにも必死です。 笑

_D3S7703.jpg
なんとか編めました。
このあと、飛び出しているヒゲをハサミで整え、メインの横棒?完成です。

_D3S7711.jpg
それらしい形になってきました。

横棒?ができたら、それに垂れ下がるような形で藁をくくります。
横棒の三つ編みもそうですが神様は偶数を嫌うそうで、これは3・5・7本にするんだとか。
今回は5本にしました。

_D3S7714.jpg
横棒にくくりつけていきます。稲の根元側が正面、穂側が奥になるようにします。

_D3S7717.jpg
5本がつきました。
「なるべくギュッと縛ってください」と言われたのでかなりタイトに縛ったら、あとで困った事態に・・・

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余分を切って、形を整えます。
おぉ!しめ縄に見えてきたぞ!

つづく
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プロフィール

Nishii Takumi

Author:Nishii Takumi
○株式会社 地域資源バンクNIU 取締役
○サイクリストの秘密ラボ・flasco主宰
○博士(体育学)
○中京大学人工知能高等研究所 研究員
○2008北京オリンピックMTB日本代表チーム 監督
○2010ユースオリンピック(シンガポール)・2014ユースオリンピック(南京) 自転車日本代表チーム 総監督

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