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毎年恒例となっている、半田東高校での交通安全教習。この学校の素晴らしいところは、入学3日目の新1年生に当プログラムを実施していること。この学校の先生がたは、最も効果的なタイミングを研究しつくしたに違いない。まさにプロ。

そしてプログラムに、愛三工業レーシングチームの選手・スタッフが積極的に関わってくれるのが嬉しい。彼らも

「社会に貢献してこそ、プロだと思います」

と、頼もしい言葉。その心意気が好きだ。

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今回は岡本選手、草場選手、別府チームマネージャーが協力してくれた。彼らはなんの指示を出さなくとも、私の動きを見て先回りして動いてくれる。あぁ、この感覚はロードレースで各員がそれぞれの役割を全うしているかのよう。状況を察知・判断して、ベストな結果が出るように自分で考えて動く。ある意味でコーディネーション能力の現れと言っていい。

さて、本題の交通安全講習。私たちのプログラムでは、敢えてルール違反も体験してもらう。それぐらい危険な運転をしていることを、自分自身で確かめてもらうため。もうすこしサイエンスっぽく言うと、「知っている」という状態から「やったことがある」「わかる」というステージへ引き上げるのが目的。ご覧のように、自分の行きたい方向に行くことすらできていないを見える化。

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もはや、一本橋に乗ることすらできていない。

そして、半田東高校の交通安全講習は、きちんとルールのプロも招いているところが画期的。

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地元の半田警察による交通ルール説明。こういう説明、我々のようなルールを知っているアマチュアが説明するのと、現役のプロが説明するのとでは同じことを言っていても重さが違う

皆さんのご協力で、2時間の講習も滞りなく終了。彼らが事故のない学生生活を送ることを祈りつつ。
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プロフィール

Nishii Takumi

Author:Nishii Takumi
○株式会社 地域資源バンクNIU 取締役
○サイクリストの秘密ラボ・flasco主宰
○博士(体育学)
○中京大学人工知能高等研究所 研究員
○2008北京オリンピックMTB日本代表チーム 監督
○2010ユースオリンピック(シンガポール)・2014ユースオリンピック(南京) 自転車日本代表チーム 総監督

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