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インソール

サイクルスポーツデイズに出展後、さっそくご予約いただいた。ありがとうございます。

s_DSC5264.jpg
まずは現状の採寸。これをやっておけば、調子がわからなくなった時にいつでも元に戻せる。

今回気になったのはクランクが長かったこと。身長160㎝台前半に対して、172.5㎜のクランク。最初からついていたクランクだそうだが、
「私だったら160㎜に交換します」
とアドバイス。

幸いにして、シマノの105は今回のモデルチェンジから160㎜をラインナップに入れてきた。はっきり言って英断。アルテグラやデュラエースは165㎜~しかない。高級モデルであっても、体のサイズに合わない部品はパフォーマンスを改善しない。

同じようなことを、ケルビムの今野さんがおっしゃっていた。

「理想のフレームとは? こんな質問があれば、私は間違いなく『最も重要な要素は用途や体に合った理想的な寸法、すなわちジオメトリー。そしてそれらに見合った適正な剛性』と答える。そして、それらは『十人十色』と付け加える。みなさんも想像してみて欲しい。最優先する事柄がほかにあるだろうか。ほんとうにシンプルなのだ。」
引用元はコチラ

話を戻して、flasco得意のクリート調整。これは調整後の写真。緑の円が母趾球の位置だが、シューズが大きいためペダルレーザーの示す黒いラインより母趾球が前に寄っている。本当は、もう1~1.5サイズ小さいシューズを選びたいところ。
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今回はインソールによる修正をして、母趾球(厳密には圧力中心)とペダル軸が同一線上になるよう調整。インソールのチョイスひとつでクリート位置が変わってくるので、実はかなり重要。
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プロフィール

Nishii Takumi

Author:Nishii Takumi
○株式会社 地域資源バンクNIU 取締役
○サイクリストの秘密ラボ・flasco主宰
○博士(体育学)
○中京大学人工知能高等研究所 研究員
○2008北京オリンピックMTB日本代表チーム 監督
○2010ユースオリンピック(シンガポール)・2014ユースオリンピック(南京) 自転車日本代表チーム 総監督

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